AOAartは、全国、世界の自閉症アーティストの魅力を紹介する自閉症アートブックの出版を目指しています。
これは!という自閉症アーティスト、ご紹介ください!
~協力してくださる方、情報を提供してくださる方を募集しています!~
【自閉症アートブックの目的】
① 自閉症アートの魅力を紹介する。(解放的、原初的、エネルギッシュ、コンテンポラリーアートとの親和性、古代美術との親和性、等)
② 一人一人の姿を写し、人物像を紹介することで、自閉症についての一般的なイメージを転換、もしくは具体的なイメージの扉を用意する。
【自閉症アートブックの内容】
・日本、中国、韓国、イギリスの自閉症アーティスト計20名を紹介
(日本7名、中国7名、韓国2名、イギリス2名を予定。)
・日本語、中国語、韓国語、そして英語のマルチリンガルで出版。
・B4判/約100ページ
・自閉症治療の専門家、アートの専門家による寄稿文を掲載
自閉症という言葉には、閉じこもった暗い印象がありますが、彼、彼女たちの作品は、明るくエネルギッシュで、解放的です。恭佑くんの作品もそうです。また、恭佑くんの眼差しや仕草には、とても知的な触感があります。作品もそうです。理知的なものを感じます。
若い恭佑くんは母親の愛情いっぱいに育っていますが、一方、埼玉県にあるケヤキの郷という施設で絵を描いている50歳の男性は、両親と離れてそこで共同生活をしています。作業所に通いながら、夜に一人黙々と絵を描いています(モンドリアンやカンディンスキーのような色面構成の抽象画です。)一人で絵の具を買いに行き、誰に見せるわけでもなく、黙々と絵を描いています。
一人一人を紹介しながら、自閉症の全体像についても、この本を見てくださる人たちが自然とイメージできるようにしたいと思っています。自閉症アートブックの出版に向けて、ぜひ、皆さんのお力をお貸しいただければ幸いです。
一般社団法人AOAart 代表理事 藤島 大千
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